標高1500mの山奥に佇む小さな宿、電波が途絶えた場所での記憶。

 

松本市から車で1時間。1時間半ほどだろうか。

左右に連なった巨大な山をかき分けて、

山奥へと車を走らせていく。

 

友人2人と僕、3人で出かけた長野での旅。

 

 

車は少ないものの、確かに走り続けている道路。

けれどもう人が干渉していないようにも感じる、

アナログなトンネル、蔦、緑の壁面。

 

左の車窓から外を覗くと、

そこには雲よりも高い山と青緑に染まった湖。

 

そんな道に車を走らせ続けて、

日が暮れる頃に、森の奥底にポツリと佇む、

宿にたどり着いた。

 

 

標高1500m、スマホの左上には、

圏外と表示されている。

 

「もう夜だし、近くのご飯食べに行こうかー。」

 

宿の近くには、個人経営の小さな、レトロな店があった。

木でできたその建物は自然と一体化していた。

長い時間をかけて透過していったのかもしれない。

 

普段見ないようなアンティークと、

見慣れない絵画、剥製。

 

 

「こういうレトロな感じも良いよねぇ。」

「周りにこういう場所ないから落ち着くかも。」

 

友人の1人が同い年くらいの女性店員さんに、

「ここって家族で経営されてるんですか?」

と聞いていたのを覚えている。

 

店員さんは3人で、

たしかに母、父、娘のように見えた。

 

 

「いや、実は家族経営じゃなくて、

普通にバイトなんですよー。」

 

街から車で1時間以上の場所、バスも電車もない。

住宅も見当たらない。

 

 

こんな山奥のお店でバイトと聞くと、

住んでいる場所はどこだろうとか、

どうやってここまで来てるんだろうとか、

 

色々疑問が浮かんできて

すごく不思議な感じがしたけれど、

そんなことはともかく、

 

あとあと聞くと、友人は、

その店員さんがタイプだったらしい笑

 

明日、もう一回あの店に行こう。

という話にもなったくらい。

 

 

宿に着くともう22:00を回っていたから、

露天風呂に入りにいった。

 

部屋は3人でちょうど良い広さ、

外は一面森、山、その垣間に月。

 

少しのアルコールを片手に、

色々なことを語り合った。

 

 

これまで異性との関わりがなかった、

と思われていた友人が、

 

実は、こんな場所で出会いがあって、

こんな店に行って、こんな話を交わしたよ。

 

と切り出した時は、

度肝を抜かれて、もう1人の友人と、

瞬きもできないまま真剣に聞き入ってしまった。

 

 

もう何度も、数えきれない程会って、

何でもない話まで交わしているはずなのに、

 

まだ知らないことがあって、

いや知らないことの方が遥かに多くて、

 

だからこそ、いつもとは違うこういう場で、

話を交わす意味や価値があるのだろうなと思った。

 

 

電波の届かない標高1500mの山奥の宿、夜。

そんな条件下だったからこそ、その友人は、

 

その、普段決して表には出さない話を

切り出すことを選択したんだと思う。

 

その標高1500m、山奥の宿は、その話を交わすために、

用意されていたんじゃないかと思うくらい。

 

 

さて。幸福とは何か。と色んな人に聞き回って、

現時点でたどり着いた僕の答えの1つは、

 

「誰と、どんな話を交わすか。」

 

だった。

 

 

なぜそんなにも幸福の正体を知りたいのか。

というと、幸福だと信じていたものが、

 

実は幸福ではなかった絶望を

何度か繰り返してきたからなのかもしれないが、

ここではその話は割愛する。

 

 

僕がこれまで信じてきた幸福は、

あるいは他の誰かが教えてくれた幸福の多くは、

あくまでも、手段だったのかもしれない。と思う。

 

お金も。時間も。贈り物として渡す花束も。言葉では干渉できない、仲直りの道具として届けるハーゲンダッツも。誰かと一緒に観にいく映画も。特に意味もなく乗る夜の高速道路も、あるいは普段通らない道を車で走るのも。高いお金をかけて買うバッグも、服も。失敗するかもしれないと思っていても挑戦することも。不安でも新しい場所に飛び込むことも。もう意味すら失ってもなお、続けていることも。生産性のカケラもない時間も。歌も。小説も。ゲームも。登山も。弾丸旅行も。理由もなく急に乗る列車も。あえて買う苦労も。あえて遠回りを選んだことも。矛盾を1人で抱え込んで消化しようとする時間も。なぜか自分の意志と真逆の選択を取ったことも。苦労して手に入れた名誉という名の孤独も。不可逆性の知性も、品性も。他の人に羨まれているものの、本当は絶望している成果物も。あえて目先の感情に振り回されてみた瞬間も。あの時、あえて誰かに話さないと選択したことも。

 

その全ては、きっと、いつか来るべきときに、

「誰かと交わす話を創造するため」に帰納してしまうのだと思う。

 

もう少し正確に言うと、

それ自体に意味があるわけではなく、

 

それを誰かと、話として交わすことで、

初めて意味として昇華される。ということ。

 

 

その話を交わす誰かと出会うきっかけのために、

誰かと永遠に残ってしまう話を交わすために、

 

あるいは、そんな話を目の前で聞くために、

あらゆる物事が存在するんじゃないかとさえ思う。

 

 

1人で弾丸で訪れた、瀬戸内海近くの高級ホテルでの出来事は、

そのほとんどがもう記憶から消えかけているものの、

 

その話をふと、友人と交わした、

高速道路にあった五感は、

数ヶ月以上経った今でも覚えている。

 

 

そんな誰かが、もう既にいて、

まだ交わす時が来ていない話があるというのは、

他の何とも替え難い、これ以上ないほどに贅沢なことなのだと思う。

 

あるいはそんな瞬間が一度でも、

これまでにあったのならばそれはもう、

幸福と言えるのだと思う。

 

 

表では決して交わされなかったある話が、

何の前触れもなく突然交わされる瞬間。

 

ある特定の条件が揃った瞬間に、

話す予定のなかった話がふと交わされる瞬間。

 

 

お金も、時間も、体力も、活力も。

日を追うごとに交換できないものが増えていく。

 

いつか、交換できないものの方が多くなる。

記憶から消えていってしまうものの方が遥かに多い。

確かにそこにあったはずなのにいつか無くなる。

 

 

そんな中できっと最後に残るのは、

「誰と、何を話したか。」なのだと思うし、そう信じたい。

 

 

そんな瞬間と一度でも多く出会うために、

手段なるものを増やし、話の素材と交換していきたい。

 

素材を世界中から集めて。

いつか。電波が届かないアナログな場所で。

文明の足跡すらないような場所で。

 

これまであえて言葉にしてこなかった、

言葉にしないことを何度も選択してきた、

そんな話を誰かと交わしたい。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。