煙草についての思い出。”理屈を超えてしまった情緒的な何か”についての提言。

 

僕は煙草を吸わない派の人間なので、

周りで煙草を吸っている人を見るたびに、

 

「なんで煙草を吸うんだろう。」

と不思議に思っていた。

 

健康に良くないのは明らかだし、

煙草を1箱買うのにお金をかけるのであれば、

 

成城石井か、そこら辺のカフェで甘いものを食べたり、

あるいはスタバでフラペチーノを一気飲みした方が、

コスパ良く抑圧を解放できるんじゃないかって。

 

 

だから、周りの人に煙草を吸ってる人を見かけると、

その度に素朴な疑問として理由を問い尋ねていた。

 

数十人、もしかすると100を超えるかもしれない。

そんな煙草についての理由のアルバムが、

歳を重ねるごとに、そこそこの分厚さを帯びてきて。

 

もしかすると僕のこれまでの考えは、

間違っていたのかもしれない。

と感じたので、それについて話そうと思う。

 

 

梅雨、辺りはもう暗くなった頃に、

友人の車に乗って出かけていた時のこと。

 

助手席に座っていた友人Yが窓を開けて、

ゆっくりと、煙草を取り出して吸い始めた。

 

Yが煙草を吸っているところなんて、

これまでに一度も見たことがなかったので、

 

「Y、煙草吸い始めたんだ。」

と、驚いて思わず聞いてみた。

 

 

Y「うん。吸う予定はなかったんだけど、

とある好きな人が煙草を吸ってたから、

そこから吸い始めたんだけどね。

 

でもなんだかんだ上手くいかなくて、

まあこの通りいまだに続けちゃってるのよ笑」

 

そう言い終えると、

吸い込んだ白い煙を助手席の窓から、

ゆっくりと吐き出していった。

 

 

ふと、なんか良いなと思ってしまった。

 

これまでも理由はたくさん聞いてきた。

煙草に関する理由やきっかけを沢山聞いてきた。

 

でも、思い返してみれば、そういった、

情緒的な理由は聞いていたとしても、

聞かなかったふりをしていた気がする。

 

 

正確には、それまでの僕には、

まだ、腑に落ちなかったのかもしれない。

 

Yの話を聞いた後に、

これまでの煙草についての記憶を遡ってみると、

確かにそういう情緒的な理由があった気がする。

 

 

Yのように好きな人がきっかけで、

吸う予定なんて一切なかったはずなのに、

急に煙草を始める人。

 

逆に恋人に振られたのがきっかけで、

煙草を辞めた人。嫌いになった人。

 

あるいは、煙草を一度辞めたけれど、

今はもういない親の供養として、

ふたたび吸い始めたという人もいた。

 

 

煙草が健康によくないなんてことは、

誰もがとっくに分かっていることである。

 

しかし、それでも煙草を吸うのは、

その理屈を、遥かに超えてしまうような、

 

情緒的な、あるいは不条理な出来事と

過去に遭遇したということなんだと思った。

 

 

何となく始めたという人もいれば、

きっかけなんてとっくに忘れてるという人もいた。

理由なんてないと言い張る人もいた。

 

それもまた良いなと思った。

 

それもまた、おそらく過去に、

他の全てがどうでも良くなってしまうほどの、

情緒的な何かと遭遇したんだなと思った。

 

 

とにかく、煙草に関する理由は、

どれも情緒的で不条理で、言葉にならない。

そんなことにふと気付かされた。

 

ある種、煙草というのは、

 

「やり残した過去に対しての、

祈りによる昇華。」

 

なのかもしれないなと。

 

 

自分の中で昇華しきれていない、

あるいは拭いきれない未練を、過去への執着を、

払拭して前に進むための儀式。

 

Yにしても、他の誰にしても。

 

これまでは、周りで煙草を吸ってる人がいたら、

「健康に悪いから辞めた方が良いんじゃない?」

と説得しようとしていたけれど、

もうそれは辞めようと決めた。

 

 

理屈を超えてしまう情緒的な何かを、

理屈で説得するのは不可能だし、

 

仮に説得できてしまったとしても、

その情緒的な何かに勝手に介入するなんて、

してはいけないと思ったから。

 

そこには、他の誰もが干渉できない、

彼、彼女にとっての祈りによる昇華が存在する。

 

 

その不可侵領域には、

不用意に踏み入るべきではないと思った。

 

踏み入るなら、その本人が抱えている、

理屈を超える情緒的な何かを理解するのが前提だし、

 

その理屈を超える情緒的な何かの、

形を変えてしまう相応の覚悟が求められる。

 

 

あるいは煙草じゃなくても同じことが言える。

 

以前、なんの前触れもなく、

ボクシングジムに通い始めた友人がいた。

 

別にプロを目指すわけでもないし、

運動目的なら、わざわざ痛い思いをしなくても、

 

ランニングとかジムとかで良いんじゃない?

と思ってしまった。

 

 

でも後々、深く話を聞いてみると、

その友人にとって、ボクシングというのは、

 

「生の確認、実感」であり、

あるいは「過去のガリガリだった、心も身体も弱かった自分との決別」であることを知った。

 

震えた。その情緒的な何かを、

その人から取り除こうとしていた、

少し前の自分の無知が恐ろしくなった。

 

 

、、、と煙草に限った話ではなく、

どんなものであれ、その人が持つこだわりには、

 

理屈で押さえ込もうと過去に試みたけれど、

それでも理屈を超えてしまった、

 

「情緒的な要素を帯びた何か」が存在していて、

言葉にならない、不条理な理由がある。

 

 

そんなことに気が付いてからは、

否定なんて簡単にするもんじゃないなと思った。

 

小説や映画の敵役にも、

それぞれの譲れない正義があるように、

 

そこには今の自分が決して見えていない、

本人だけが抱えている理由がある。

 

 

だからこれからは、

そこに無理に介入しようなんてせずに、

 

背景にあるエピソードをただひたすら聴いて、

アルバムに保存していきたいと思う。

 

なんだそれ良いな。と思ってしまうような、

言葉にならない、情緒的で、不条理な理由を。

 

もう理屈ではどうにもならない、

理屈を遥かに超えてしまった情緒的な何か。

 

理屈ではもうとっくに、

どうにもならなくなってしまった情緒的な何か。

 

そんな素敵なものに出会ってみたいなと思うし、

あえて理屈を徹底的に無視したうえで、

それに振り回される瞬間も大切にしていきたい。

 

 

助手席で、夜の少し冷たい風を浴びながら、

窓の外へ白い煙を流し続けていた、

 

あの言葉にならないYの横顔がいまだに、

夜の静寂と共に記憶として残り続けている。

 

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。