夏の晴れた公園と、少年少女と、思い出についての記録。

 

思い出は、思い出すから思い出になるのであって、

一度忘れなければならない。

 

ある作家の言葉だけど、

これが、ものすごく好きである。

 

 

とある夏の日のこと。雲1つない晴天の下。

地元の道の駅に行こうという話になり、

友人2人と車で向かったのだけれど、

 

そのついでに、

隣にあった公園に立ち寄ってみた。

 

ブランコと滑り台と少しの遊具。

ごくごく普通の公園。

 

夏休みの日曜日ということもあり、

県外から親子で訪れている人も多かった。

 

 

特に何かをしていたわけでもなく、

ブランコを少し漕いでみたり、

久しぶりに鉄棒で逆上がりをしてみた。

 

そんなことをしていると、

1人の小さな少女が話しかけてきた。

 

「そのボール取れなくなっちゃったの?私が取ってあげるよ。」

 

どこかに吹き飛んで行かないように、

アスレチックの鉄棒の間に挟んでおいた、

ボールを見て、手助けしてくれようとしたようだった。

 

 

「大丈夫だよ。」なんていうのも、

あまりにも無機質で、淡白すぎるし、

 

せっかく話しかけてくれたものだから、

その少女に取ってもらうことにした。

 

 

その鉄棒は、少女の背丈を3倍近く上回る高さで、

結局、取ることが出来なかった。

 

「取れないの?パパ呼んでくるよ。」

突然、もう1人の少女が現れ、

道の駅の方へと走っていった。

 

おそらく妹なんだろうなと思った。

 

 

パパに迷惑かけちゃうなぁ笑。と、

3人で目を合わせて気まづさを感じながらも、

 

もう走って行ってしまったので、

残った少女の話を聞いてあげていた。

 

海水浴をしに旅行に来ていたこと。

小学校で鶏を飼っていること。

兄妹が4人いること。

家からここに来るまで結構時間がかかったこと。

一番下の妹が誕生日を迎えたこと。

 

 

少女がそんな話をしているときに、

ブランコに乗った小さな少年も一緒に何か話していた。

 

聞いてみるとその少年は弟みたいだった。

今年で5歳になるとのこと。

 

1人で少し離れた場所にいて、

寂しそうにしていたので、

隣のブランコに乗って一緒に漕いであげた。

 

 

落ちないように。ゆっくりと漕ぐ。

 

しかし子供は好奇心旺盛なもので、

もっともっと、と自分からどんどん、

スピードを上げていった。

 

あ。。。

 

少しスピードを上げた時の勢いで、

5歳の少年は地面に落ちてしまった。

 

 

そんなに勢いはなかったものの、

驚きもあったのか、その場で泣き出してしまった。

 

こんなときに泣き止ませる方法なんて知らない。

勢いが弱かったから大丈夫だよ。なんて理屈を言っても、

5歳の少年には全く響かない。

 

 

少し考えた結果、膝の上に乗せて、

ブランコを漕いであげることにした。

落ちないようにゆっくりと。

 

そうこうしているうちに、少年は泣き止み、

心地よさそうに、わずかな涼しさを帯びた風を

浴びながら眠ってしまった。

 

 

それと同時に、妹の方の少女が呼んだ、

パパとママもやってきた。

 

「遊んでくれてたみたいでありがとう。

もう帰るよ。お兄さんたちにお礼言って。」

 

パパがそう言って帰宅の合図をするも、

地面に降りた5歳の少年は、再び僕の膝の上に乗ってきた。

 

 

少女たちもまだまだ話が尽きないようだったので、

僕たち3人と、少女たちと、そのパパとママで、

少しの間、たわいもない話をした。

 

帰りの時間もあるので、

キリが良いところで解散したものの、

 

公園から見える道の駅の入り口の方で、

一番歳上の長女は何度も手を振っていた。

 

 

たった一度きり。きっと一期一会で。

初対面で、得体の知れないような自分達に対して、

 

別れを惜しんでくれるなんて、良い子たちだなと、

少しだけ涙が出そうになった。

 

 

そういう知性を介在しない、

本能的で純粋な人との関わり方は、

 

歳を重ねていくうちに、

知性を身につけていくうちに、

どんどん忘れて、気付かないうちに失ってしまう。

 

 

もし、いま自分が公園で誰かと出会っても、

きっと話しかけることはないだろうし、

 

話しかけたとしても正直、

個人的なことはあまり話さないと思う。

 

今日限りの、一期一会の出会いだと、

知ってしまっているから。

 

話してもきっと、もう出会うことはないし、

明日には忘れてしまっているだろうから。と。

 

 

でも、僕がいまだに、あの5歳の少年や、

パパを呼びに走っていく少女の後ろ姿や、

遠くで手を振っている少女の姿を覚えているように、

 

一期一会の出会いだったとしても、

短い永遠になる時があるのかもしれないなとも思う。

 

その出会いが未来の勇気や、

決断の糧になる時があるのかもしれない。

 

もしかしたら、もう一度出会う瞬間が来て、

前回は話せなかった何かを語り合う時が

訪れるのかもしれない。

 

 

そう考えると、自分よりもあの少年少女の方が

よほど賢くて、素直だなと思えてしまう。

 

まだ幼かった、あの少年少女たちは、

本能的にそういう言葉にならない何かを

知っていたんじゃないかなと思ってしまう。

 

僕たちが知性を身につけていくうちに、

失ってしまった、人が本来持っている能力を、

まだ失っていないのかもしれない。

 

 

それが何なのかは、とっくにもう忘れてしまった。

忘れてしまったことさえ忘れている。

 

でもその大切な何かが、

過去に存在していたことを

 

断片的ではあるものの、

確かに思い出させてくれたのが、

あの少女2人と、5歳の少年だった。

 

 

きっと僕たちが、知性を身につけていく理由は、

そのとっくに忘れてしまった本能の何かを、

 

もう一度、今度は言葉として

思い出すためなんじゃないかと思う。

 

僕たちはそんな、本能と知性の螺旋階段を

生きているのかもしれない。

 

 

となると、あの少年少女たちも、

いつか忘れる時が訪れてしまうのだろうか。

忘れたことさえ忘れてしまうんだろうか。

 

そう思うと少しだけ寂しい気持ちになった。

 

 

ただそれも思い出す一歩目であって。

一度忘れて、失い、再び思い出すからこそ、

僕たちは価値を認識できるのかもしれない。

 

思い返せばこれまでに、

そんなものもあったような気がする。

 

 

ところで、赤ちゃんが産まれたときに、

泣いている理由は、悲しみなのか、喜びなのか、

 

どちらなんだろうと、考えるものの、

いまだに答えを出せずにいる。

 

過去の自分に問い訪ねてみても、

綺麗に忘れていて、忘れたという事実さえ、

もう思い出せない。

 

これもいつか知性を重ねていくうちに、

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最後まで読んで頂きありがとうございました。