その人のとっておきの一冊を尋ねる理由。中学校、深い優しさとわずかな違和感を帯びた美術の先生の記憶。

 

生きていく中で、色んな人と関わっていると、

「もっとこの人のことを知りたい。」

と感じる人と出会うことがある。

 

それは同性でも異性でも関係なく。

 

僕の場合、そう思う人の特徴として、

扱う言葉の表現がオシャレな人、他の人と少し発想が違う人、一見すると実年齢+αに見えるほど貫禄がある人、何かオーラが違うと感じる人、、、

 

などがそれに当てはまる。

 

 

経験上、大抵の場合、そういった人は、

少しだけ他の人と違う過去を紡いできて、

 

少しだけやるせない思いを目の当たりにし、

それを乗り越えてきているケースがほとんど。

 

そういった人の話は単純に聞いていて面白いし、

自らが生きるうえでの思考の道具を増やし、

柔軟に豊かに生きる術を学ぶことができる。

 

だから、僕はそういった人に遭遇したときに、

その人の話を聞いてみたい欲求が生まれる。

 

 

これまで何を見てきて、何を感じ、何を乗り越えてきたのか。

そしてその過去をどうやって昇華してきたのか。

あるいはどうやって昇華しようと動いているのか。

 

その思考と経験の源泉を知りたい。

 

しかし、直接的にそれを聞いても、

答えてもらうことは出来ない。

 

 

「趣味はなんですか?」と聞かれて、

一瞬言葉に詰まってしまうように、

 

そのことを聞かれると、

上手く答えられないことはよくある。

 

あるいはよく見せようとして、加工して、

純度が下がってしまう。

 

 

出来るだけ、純度100%の状態で、

その人のことを知りたい。

 

そう思ったときに、思いついたのが、

その人の人生のバイブルとも言えるような、

「とっておきの一冊」を教えてもらうということ。

 

もちろん、普段本を読んでいない人もいるから、

そこは見極めが必要なので、会話を通して、

ある程度探っていく。

 

 

その人が、膨大な時間やお金、労力を使って、

ようやく見つけた至極の一冊を

こんなに簡単に聞いてしまっても良いのだろうか。

 

と、思ってしまう時もあるけれど、

教えてもらったからには必ず読むようにしている。

 

そうして、一人一人から貰った断片の数々が、

いま家の本棚にずらっと並んでいる。

 

 

言葉に謎の重みを感じた中学時代の50代美術の先生、

初対面なのに初めて会ったような気がしない青年、

過去の消えない悲しみを飼い慣らしている年間1億の仕組みを作った経営者、

その日限りでしか話したことがない少し年上の女性、

仕事を2週間で辞め、生き方に迷う弱冠20歳の青年、、、

 

そういった人たちの「物語の断片」なるものが、

本棚に1つ1つ並べられ綺麗に収納されている。

 

 

言葉とは不思議なもので、

その人が扱う言葉、反応する言葉を知れば、

 

これまで何をみて、それをどう感じたのか、

どう、昇華してきたのか、昇華しようとしているのか。

などの”過去から現在”が鮮明に浮かび上がってくる。

 

直接、本人に尋ねずとも、

その人が教えてくれた書物が、言葉が、

自己紹介となって教えてくれる。

 

 

そして、その書物を読み終えたときに、

初めてその人の本質の鱗片に触れることができる。

 

本は、純度が限りなく100%に近い状態で、

その人の本質を教えてくれるわけだ。

 

 

こんな遠回しなことをする必要は本当にあるのだろうか。

 

そう思う時もあるけれど、やはり直接聞くよりも、

その人の深い源泉に触れることができるから、

結局このやり方をいまだに続けている。

 

顕在意識が1の割合に対して、

潜在意識が9とも言われているように、

人は意外と自分のことを言葉で説明できない。

 

だから、少し図々しいかもしれないけれど、

書物を介在して、その人が言葉で説明できない部分を

こっそりと教えてもらっている。

 

 

そのなかでも特に印象に残っている、

とある出来事を話そうと思う。

 

もう10年近く前にもなる。

当時、中学の美術の先生が紹介してくれた本。

内容としては過去にまつわる話。

 

 

過去の記憶として箱に閉じ込めてきた、

数人の間で紡がれた負の物語。

 

出来れば思い出したくない記憶。

でも決して忘れられない記憶。

 

その箱が、再び数人の再会によって、

開かれたときに、一体何が起こるのか。

 

という、明らかに中学生が興味を持たないような、

あるいは心への負荷が大きすぎる一冊。

 

 

美術の先生はあえて、

当時中学生だった僕にそれを紹介してくれた。

 

その時は話の流れで何気なくそれを聞いて、

いつか買おうと思って、読むことがないまま、

紙のメモに取っておいていた。

 

それを今さらになって掘り返し、

気になったので読んでみたというわけだ。

 

 

いつも笑顔で美術のことを語り、

怒っても決して感情的になることもなく、

優しく諭すように語りかけてくれていた。

 

でもそれが、本心でもないような気がして、

理由もなくゾクっとしていたのを覚えている。

 

表情も、背丈も、声質も、話し方も、

鮮明に覚えているほど印象が大きかった人物である。

 

 

その美術の先生の過去の追憶を辿るように、

当時、勧められた本を手に取ってみた。

 

「過去に閉じ込められた負の物語が、

人同士の再会によって再び掘り返される。

そんな内容が描かれていた書物。」

 

 

決して、真実がどうかは分からない。

しかしその本を通して、1つだけ。

当時見えていなかったことが見えたような気がした。

 

その美術の先生の包み込むような、

優しい笑顔や、声質、話し方などの背景には、

 

きっと何かしらの悲しみや、やるせない思い、

何かしらに対する切なさを抱いていたこと。

 

 

「本当の優しさを知っている人は、

過去に辛い経験をし、それを乗り越えてきた人である。」

 

という考え方がものすごく腑に落ちてるのだけど、

まさにこれなのではないか。と。

 

きっとまだ中学生だった僕達には到底理解できないこと。

あるいは共有したい一方で、自分の中だけに保存し、形を変えたくなかったもの。

それをどんな形で伝えれば良いか分からなかったこと。

 

 

そんな、過去に見てきた景色と、それに対して感じたことが

現在へと紡がれ、当時の僕達から見えていた、

「美術の先生」を形作っていたのだと今になって思う。

 

本当はもっと伝えたいことがあったのかもしれない。

もっと感情のままに話がしたかったかもしれない。

でもまだ当時の僕達はそれを理解するには幼すぎた。

 

だから、その教えてくれた一冊は、いつか時を超えて、

自身の想いを共有できる1%の可能性に賭けて、

紹介してくれたのではないかと。

 

 

ある種、祈りのような、過去の昇華のような。継承のような。

そんな気がしてならなかった。

 

あの包まれるような優しさに帯びた違和感が、

数年の時を経て、伏線として回収されたような気がして。

 

 

と、、、そんな不思議な経験をしたからこそ、

どれだけ知りたい人でも、

あえて深いところまで干渉しないようにしている。

 

直接、その人の不可侵領域には決して踏み入らない。

 

もし、お気に入りの本を紹介してくれたなら、

そこに綴られた言葉からその人の本質に

可能な限り深く触れるようにしている。

 

あるいは本でなくても、

その人の過去が詰め込まれた何かでも良い。

 

 

10年以上ずっと使い続けている香水。

使わないのに常に持ち歩いている一眼レフ。

友人が落ち込んでいる時にかけるふとした一言。

永遠にリピートしている暗い雰囲気の曲。

 

そういう過去の片鱗なるものを見つけては、

おそらくそれに救われた過去があるのだろう。と、

過去の追憶を辿ろうとしてしまう。

 

そして、きっとそこには、

誰かに共有したかった、でもいまだに共有できていない、

 

その人の溶けきらなかった感情が、

沈澱しているのではないかとも思いながら。

 

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。